NEWS & TOPICS

三澤教授,藤井特任教授の最終講義を実施

お知らせ

 3月4日(水),三澤章博教授と藤井裕矩特任教授の最終講義がK2号館で行われました.

 日本の大学には,ご退職される先生方が,これまで行ってきた研究・教育活動について総括したり,研究分野の未来について学生たちに熱く語ったりする最終講義というイベントがあります.これは義務ではないので,実施しない先生もいらっしゃいますし,内容も千差万別です.

 まず,藤井先生がこれまでかかわってきた航空宇宙分野の研究開発の概要を話され,知識を身につけ,それを生かし(知恵),ユーモアも忘れずに,と締めくくられました.その後,三澤先生がご自身の生い立ちから,学生時代,本学着任当時から今日までのエピソードをモノクロの文字のみのスライドで(変に新鮮でした)お話し下さいました.特に,34年前の本学着任当時のお話は非常に興味深いものでした.

 当日は,機械工学科の教員や学生だけでなく,他学科教員,職員,さらに,卒業生や他大学へ転出された職員の方まで駆けつけて下さいました.現在,工学部長としてご活躍され,本学の生き字引のような三澤先生と,本学科の航空宇宙学専攻を研究,教育,広報のすべての面で支えてきてくださった藤井先生のご退職は,機械工学科にとって大きな損失ですが,お二人の今後のさらなるご活躍とご健康をお祈りいたします.
 
 なお,三澤先生には来年度以降も非常勤講師として,材力系の講義をしていただくことになっております.藤井先生は古巣の首都大学東京でご研究を継続されるとのことです.        (H.T.)

  
1-藤井先生講義1.JPG

        藤井先生の最終講義の演題 「素晴らしい新世界」

 

  
2-藤井先生講義2.JPG

 藤井先生が長年携わってきた宇宙エレベーター研究のひとつ 「KAIT構想」

 

  
3-三澤先生講義全体像.JPG

            たくさんの方が聴講に来てくださいました

 

  
4-三澤先生講義2.JPG

           三澤先生着任時の機械工学科の先生方
              懐かしいお名前が並んでいます

 

  
5-三澤藤井花束.JPG

                花束贈呈後のあいさつ

  
6-懇親会武居先生.JPG

夜の懇親会には,本年度でご退職になられる武居秀夫客員教授も参加されました
            (市内七沢のセルバジーナにて)