授業・カリキュラム

4年間の成長ステップ

*2024年度入学生からコース・カリキュラムの変更が予定されています。受験生は神奈川工科大学HPを参照して下さい。

1年次機械工学を学ぶための基礎学力をしっかりと培う

1年次は「微分積分学」「基礎力学」など、機械工学の基礎となる数学と物理学を習得。合わせて体験的に学ぶプロジェクト教育も開講。

  • 微分積分学I、II
  • 線形代数学I、II
  • 物理・化学ユニットプログラム
  • 基礎力学I、II
  • 基礎電磁気学I
  • 基礎化学I、II
  • 生物学概論I、II
  • 材料力学I
  • 機械力学入門
  • 機械工学概論
  • 機械工学プロジェクトI、II
  • Stop the CO2 入門
  • Stop the CO2 プロジェクトI
  • 航空宇宙工学概論I、II※
  • Academic English for Global LeaderI・II※
  • 航空宇宙実験プロジェクトI、II※

航空宇宙学コースのみ

2年次演習形式の授業を通して理論を応用する力を習得

「機械力学」「流れ学」といった4つの力学など、 機械工学の軸となる知識を習得。演習形式の講義を取り入れ、理論を応用する力を高めていきます。

  • 機械系数学
  • ベクトル解析
  • フーリエ解析
  • 確率統計
  • 関数論I、II
  • 基礎電磁気学II
  • 振動と波動
  • 基礎生物学
  • 地学概論I、II
  • 材料力学II
  • 流れ学I、II
  • 熱力学I、II
  • 機械力学I、II
  • プログラミング基礎
  • 実践プログラミング
  • 機械及び電気工学実験
  • 材料力学III
  • 材料工学
  • 機械設計法I、II
  • 機械製図基礎
  • 機械製図ユニット
  • Stop the CO2 プロジェクトII
  • 飛行制御概論※
  • 航空法概論※
  • Academic English for Global Leader III・IV※
  • Aviation English

航空宇宙学コースのみ

3年次体験的な学びを軸として課題解決能力を高めていく

実験や設計、ユニットプログラムやプロジェクト教育など、実践的な科目を軸に学習。課題に対して協働し、考え、解決策を見出す力を身につけます。

  • 熱・統計物理学
  • 生産加工学
  • 量子物理
  • 機械工学特別講義
  • 流体力学
  • 応用熱力学
  • 伝熱工学
  • 制御工学
  • 自動車工学
  • 航空宇宙工学
  • 航空宇宙推進工学
  • 創造設計ユニットI、II
  • 機械設計製図ユニット
  • エンジニアリング・デザインと生物模倣技術
  • 機械応用実験
  • Stop the CO2 プロジェクトIII
  • Stop the CO2 最前線
  • 環境と新エネルギー
  • 航空宇宙学特別講義※
  • 飛行力学※
  • 航空宇宙機構造力学※
  • 宇宙機システム工学※
  • 航空宇宙通信システム※
  • 航空機設計※
  • 航空宇宙プロジェクト※

航空宇宙学コースのみ

4年次学んだ理論や実践力を活かし卒業研究に取り組む1年間

4年次は所属する研究室での「卒業研究」が学びの軸となります。自ら設定したテーマのもと、1年間じっくりと研究活動に取り組みます。

  • ロボット工学
  • 高速空気力学
  • 卒業研究 (卒業研究テーマの例)
    • 輸送機器(航空機、 列車など)関連の着氷雪対策
    • 人にやさしい救急車用振り子式寝台の開発
    • 微小運動を実現するロボット機構
    • 難削材料の振動援用切削・研削加工
    • ニューラルネットワークの応用
    • 小惑星探査機の運動解析
    • デザインサイエンスを応用した構造様式の力学特性
    • 都市環境が花粉被曝に与える影響の解明
    • エンジン内の噴霧燃焼のシミュレーション
    • 有翼飛翔体周りの流れ特性に関する研究

幅広い領域をめざす機械工学コース、専門性を追求する航空宇宙学コース

幅広い分野で活躍できる機械エンジニアをめざす機械工学コース、航空宇宙分野で求められる専門性を高める航空宇宙学コースの2コースで、異なるカリキュラムが設計されています。どちらにおいても機械エンジニアの土台となる基礎をしっかりと固められる学びが特徴です。

入学直後からプロジェクト教育を開始し専門分野の魅力を体験的に知る

「機械工学プロジェクト」「航空宇宙実験プロジェクト」として両コースでは1年次からプロジェクト教育をスタートします。実際に手を動かし、グループで協働する機会を通して、機械工学の基礎を学びながら、機械工学分野の面白さや可能性を知ることができます。

学科ならではの特色

学生サポート

日々の学びの疑問解決から将来の進路相談まで学科教員による手厚い支援体制を用意

機械工学科では教員が当番制で学生の相談に応える「質問・談話室」を常時開設しています。授業でわからなかった点の質問はもちろんのこと、大学での学び方やキャンパスライフ、将来の進路相談まで、気軽に相談することができます。また高校(工業)や中学(技術)の教員をめざす学生にも手厚いサポートを実施。学科科目と教職課程科目を紐づけた、特色あるカリキュラムを用意しています。

海外研修

海外研修を通してこれからの機械エンジニアに欠かせないグローバルな視点を身につける

ものづくりの拠点の多くが海外へと移行する現代において、機械エンジニアにも英語力をはじめとしたグローバルな能力が欠かせません。その力を身につけるべく、機械工学科では長期・短期での海外研修の機会を用意。3年次にアメリカで実施する1カ月・6カ月の海外研修科目では、語学力の習得だけでなく、自動車や航空機などをテーマとした実習やワークショップに参加できます。

特別専攻

新しい時代に活躍するエンジニアとなるためのスーパーサイエンス特別専攻

神奈川工科大学では一段階上のエンジニアをめざすための特別な学びを展開する「スーパーサイエンス特別専攻」を実施。機械工学科に対応する専攻として、「機械工学特別専攻」を用意しています。少人数授業で、早期から研究室での研究活動に参加できるなど、高い専門性や他領域との協働力を培うだけでなく、自己負担なしで参加できる海外研修なども実施しています。